はじめに
CloudReadyとは、Googleのオープンソースオペレーティングシステム「Chromium」をベースにNeverware社が構築したオペレーティングシステムです。CloudReadyは、古いPCをChromebook並みのパフォーマンスで動作できるようにするために開発されました。
個人利用は無料で利用することが出来ます。
ゴール
この記事では、CloudReadyを仮想環境で動作させるため、VMwareESXi上にインストールし、初期設定を行います。
この記事ではESXi6.7.0を使用しています。
ダウンロード
CloudReadyのVMware用インストールイメージは、Neverware社のサイトで提供されています。
上記のページ内にある、下記の名称のリンクからOVAファイルをダウンロードします。
Download vバージョン名 (64bit) CloudReady: Home Edition OVA file
仮想マシンの作成
ESXiの管理コンソールからで「仮想マシンの新規作成」をクリックし、「OVAファイルから仮想マシンをデプロイ」を選択、「次へ」をクリック
「仮想マシンの名前」を入力し、先ほどダウンロードしたOVAファイルを選択、「次へ」をクリック
仮想マシンを作成するデータストアを選択して、「次へ」をクリック
「次へ」をクリック
「完了」をクリック
OVAファイルがアップロードされ、仮想マシンが起動します。
なお、仮想マシンは以下のスペックで作成されました。
初期設定
コンソールで接続して、言語とキーボードを変更するため、Englishと表示されているボタンをクリック
「言語」「キーボード」を日本語に変更して「OK」をクリック
「続行」をクリック
「次へ」をクリック
※ネットワーク環境に応じてプロキシ設定などを変更してください
「CONTINUE」をクリック
Googleアカウント、パスワードを入力します
初期設定が完了しChromeが表示されました。
タイムゾーンの設定
タイムゾーンを変更するため、右下の時刻をクリックし、日付をクリックします
「タイムゾーン」をクリック
日本標準時刻(Tokyo)を選択します。
OSアップデート
OSを最新へアップデートします。
設定メニューの一番下の「About CloudReady」をクリックし、「アップデートを確認」をクリック
ディスプレイ解像度の変更
設定メニューの「デバイス」をクリックし「ディスプレイ」をクリック
解像度を変更し「同意する」をクリック
以上で完了です
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